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もっと楽しむ美術鑑賞
ココこんなとこ! 〜大和文華館(奈良)〜
2014-10-31(Fri)
こんにちは如月東子です。 比較的小さい美術館などを訪問して、 どんな美術館だったかの感想を書くコーナーです。 *** 今日は、奈良県の大和文華館をご紹介します。 日本美術を扱う美術館です。 東大寺などがある近鉄奈良駅から4つめ 「学園前」という駅から 歩いて10分ぐらいのところにある美術館です。 高級住宅地なのかと思いますが、 駅からの道行きには立派なお家がたくさん並んでいました。 美術館の入口の門の前は奇麗に整備されていて、 駐車スペースも広く取られています。 ![]() 入口の手前に古い建物が移築されていましたが、 辰野金吾設計の奈良ホテルの本館の一部だったそうです。 ![]() 門を入ると少しスロープのある木立。 植樹の案内があるところをみると、 折々のお花が楽しめるようです。 先日は、サザンカが満開でした。 ![]() 美術館の建物は、ナマコ壁というのでしょうか、 青いパネルのようなものが整然と貼られていて、 白い壁と手前の白い砂利によく生えます。 ![]() 中に入ると、右手にミュージアムショプ。 そのまま正面に展示室があります。 展示室は一室のみのようです。 天井が高い設計で、 屏風などの比較的大きな作品も 後ろにさがって見られるスペースが きちんととれるのがよかったです。 入口と反対側まで回ってくると 大きな窓がありバルコニーから外が臨めます。 借景というのでしょうか、 川にレトロな橋がかかり、その向こうに山並みが見え、 一幅の絵画のようです。 ![]() 私が訪れた際は、 特別展〈酒井抱一ー江戸の情緒の精華ー〉が開催されていました。 おのおのの作品に対して解説はかなり多めでした。 個々の作品に対する説明だけでなく、 背景知識を説明するキャプションもあり、 抱一についての知識が少ない私でも、 この画家についての概要をつかむことができました。 前期・後期と作品の入れ替えもあったようで、 一回に見られる作品数はさほど多くはありませんでしたが(40点ほど)、 解説が多いこともあって、それなりに満足感がありました。 *** 平日の昼間ということもあり、まったく混んではいませんが、 この規模の美術館にしては、まあまあお客さんがいるかな、という感じ。 また、解説が多いので、多少、観覧者の流れが滞ることがあります。 お客さんは、やはり年配の方が多め。 私が二歩ほど下がった位置でカリカリとメモを取っていると、 遠慮して前を避けていかれる方が多く恐縮しました。 ガツガツと見ている私は ちょっと場違いだったような気がします。 もうちょっと余裕を持ってノンビリ見たいのですが…。 紅葉やお花の時期に合わせてお友達連れでいくと良さそうです。 ちょっとしたカフェなどが併設されていいるといいのですが! 大和文華館 近鉄奈良線〈学園前駅〉下車 徒歩7分 毎週月曜日休館 10:00~17:00(入館16:00まで) 平常展・特別企画展 一般620円 特別展 一般930円 http://www.kintetsu.jp/yamato/index.html 中野美術館、松伯美術館などの美術館が近くにあります。 機会がありましたら足をお運びください。 今日はこれぐらいで。 それではまた。 スポンサーサイト
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